WEEKLY PLAYLIST #12

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LUVHAIR Weekly #12 特集:レゲエ

Tracklist

無能の人 – LITTLE TEMPO
大島ヤンゴー節 (feat. HARIKUYAMAKU DUB) – 稲嶺雪乃
夢の恋人 feat. Seizo (Lovers Rock Edit) – UG Noodle
いかれたBaby – モトーラ世理奈
ゆめで逢いましょう ~see you in my dreams~ – asuka ando
新しい人 – フィッシュマンズ
あさま – 折坂悠太

Luv Hairがお送りするWEEKLY PLAYLIST。
毎週ひとつのテーマに沿って、7日間を彩る7曲を選びます。
今回は夏の締めくくりにレゲエ特集。残暑の夜を漂うようなオフビートの30分、秋の気配に身を寄せてみてください。

LITTLE TEMPO『無能の人』
まずは日本を代表するインスト・ダブ・バンド、LITTLE TEMPOのこちらの楽曲から。映画『無能の人』のテーマソングのカバー。スティールパンの音色が太陽のように差し込む、ハッピーなラヴァーズ〜レゲエワールドを展開。夏休みの強い日差しを受け、汗だくになって遊んだ日々を思い出す。

稲嶺雪乃『大島ヤンゴー節 (feat. HARIKUYAMAKU DUB)』
三線奏者であり、唄者でもある稲嶺雪乃による沖縄民謡「ヤンゴー節」のリメイクのこちらは、民謡とレゲエの化学反応が面白い。伝統へのリスペクトと未来への目線が作り上げる新世代のグルーヴだ。

UG Noodle『夢の恋人 feat. Seizo (Lovers Rock Edit)』
ベッドルーム・ポップシンガーのUG Noodleによる1曲。女性コーラスをフィーチャーし、甘美な空気の中漂うようなメロウなラヴァーズ・ロックに仕上がっている。いなたいフォークを感じさせる詩世界もチャーミングだ。

モトーラ世理奈『いかれたBaby』
俳優、モデルとして活躍するモトーラ世理奈が2019年に発表した、フィッシュマンズの名曲のカバー。歌手デビュー1曲目となったこちらは原曲の人気はもちろん、フィッシュマンズのメンバーが楽曲に参加したこともあり、爆発的に話題をさらった。繊細ながらもあっけらかんとした歌唱が曲の切なさを引き立てる。

asuka ando『ゆめで逢いましょう ~see you in my dreams~』
2010年代中盤以降、レゲエ〜ラヴァーズシーンの先頭をかけ続けるシンガー、asuka andoによる大名曲を。夏のシティポップを感じさせるようなしなやかなヴォーカルとかわいらしい日本語詞がスウィートな、どこか懐かしいラヴァーズ・チューン。

フィッシュマンズ『新しい人』
日本の夏、日本のレゲエはフィッシュマンズ抜きには成立しない。バンドのデビュー30周年にあたる今年、その歴史を記録した映画『Fishmans』が公開された。彼らに影響を受けたミュージシャンは数知れず、まさしく日本の伝説的バンドだ。寂しげで妖艶なメロディーと繊細で柔らかなヴォーカルが夏の熱帯夜を漂う。

折坂悠太『あさま』
今や幾多のフェスに出演し、ツアーは即ソールドアウト、日本を代表するシンガーである折坂悠太。そんな彼の2016年の作品であるEP『たむけ』に収録されているのがこちらの楽曲だ。折坂自身の原風景である浅間山に思いを馳せたという詩と牧歌的なメロディーに、夏の終わり、秋の気配が近く夕暮れの空を感じる。

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