WEEKLY PLAYLIST #23

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LUVHAIR Weekly #23 特集:クリスマス

Tracklist

クリスマスに気がついて – 浪漫革命
クリスマスをしようよ feat.プラスチック米 – Enjoy Music Club
クリスマスキャロルの頃には(feat.ひかり) – Tokimeki Records
おもて寒いよね – 野宮真貴、横山剣
サイレント・ホーリー・マッドネス・オールナイト – 柴田聡子
はっぴいめりいくりすます – at the haruyoshi/Take5 – yonawo
クリスマス – 毛玉

LUVHAIRがお送りするWEEKLY PLAYLIST。
毎週ひとつのテーマに沿って、7日間を彩る7曲を選びます。
冬の一大事、待ちに待ったクリスマスが週末に迫るなか、今回はベタにクリスマス特集です。
クラシックなクリスマスソングもいいけれど、新しいかたちで聖夜を歌った近年のアーティストをメインにフィーチャーします。

浪漫革命『クリスマスに気がついて』
はっぴいえんどやシュガーベイブといった叙情的なフォーク〜ロックからandymoriのような直球ロックンロールまで、様々なルーツを色濃く反映させたソングライティングが印象的なバンド、浪漫革命。そんな彼らの2019年リリースの1stアルバム『NEW ISLAND ROMANCE』収録のこちらからまずはスタート。うきうきとしたクリスマス気分が漂う。

Enjoy Music Club『クリスマスをしようよ feat.プラスチック米』
その名のとおりひたすらに音楽をエンジョイする3人組ラップユニット、Enjoy Music Clubによる一曲。かなりディープなインディー界隈でライヴ活動を行うラッパー/ビートメーカーのプラスチック米をフィーチャーしたキュートな歌詞で歌われたいじらしい恋心。跳ねる心に導かれて街を駆ける乙女が目に浮かぶ。

Tokimeki Records『クリスマスキャロルの頃には(feat.ひかり)』
主に80〜90年代の音楽をカヴァーするプロジェクト、Tokimeki Records。きらびやかな都市の夜を飾るディスコやブギーを多く手がける。こちらはシティポップバンド、Mimeのひかりをゲストヴォーカルに招いた一曲。様々なアーティストによってカヴァーされ続けている名曲が2021年を舞台にさらに新たな解釈の元で踊れるクリスマスチューンへと変身を遂げている。

野宮真貴、横山剣『おもて寒いよね』
シティポップユニット、ピチカート・ファイヴの元ヴォーカリストである野宮真貴が横山剣(クレイジーケンバンド)とともに歌うのは、1940年代に作曲された冬の大人気デュエットナンバー「Baby It’s Cold Outside」のカヴァー。ジャジーなブラスバンドとピアノが演出する雪景色の夜と暖かな感触がロマンチックなムードを誘う。

柴田聡子『サイレント・ホーリー・マッドネス・オールナイト』
柴田聡子による最新の配信シングルはクリスマスソング!彼女のユニークでファニー、可愛らしい歌詞のスタイルを貫きつつ、どこかフェスティブなコードと旋律でお祭り気分を掻き立てる。これぞ現代のクリスマスソングといった様子だ。

yonawo『はっぴいめりいくりすます – at the haruyoshi/Take5』
福岡発のネオソウルバンド、yonawoの2ndアルバム『遥かいま』に収録の楽曲。彼らのプライベートスタジオ”Haruyoshi”でのライブレコーディング音源ということだけあり、素の質感の際立つ音像と朴訥としたヴォーカルが生々しく空気感を保存している。

毛玉『クリスマス』
即興音楽、実験音楽を経歴にもつメンバーにより結成されたバンド、毛玉が奏でる聖夜のメロディ。どこか孤独で儚さを纏わせた歌唱を傍に、背景で鳴る楽器群はまるで街の雑踏のようだ。団欒で賑わうクリスマスの夜にはなぜかいつも、遠くにいる人に思いを馳せるような切なさが同居する。この曲はまさにその切なさを体現しているようだ。

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