WEEKLY PLAYLIST #13
DJs comment
LUVHAIR Weekly #13 特集:秋の夜長
Tracklist
眠れぬ夜の会 – 本日休演
睡魔 – ミツメ
boredom – paionia
都市生活者の夜 – JAGATARA
ねむれない – 猪野秀史
朝が来るなら(feat. Yuima Enya, エマーソン北村) – GORO GOLO
夢のなか – Yank!
Luv Hairがお送りするWEEKLY PLAYLIST。
毎週ひとつのテーマに沿って、7日間を彩る7曲を選びます。
今回の特集テーマは、秋の夜長。すっかり気温も下がり虫の声も変わって季節の移ろいを感じます。もう寝苦しくないけど、ふと気づくともうこんな時間。そんな秋の夜長のお供に。
本日休演『眠れぬ夜の夢』
岩出拓十郎率いる本日休演は、京都をはじめとしたインディーシーンでハブ的な活躍を見せるバンド。爪弾くギターのイントロから朴訥とした歌い口とパーカッションは、まるで夜の森での合奏のようなセルフメイドなサウンド。文学的な詩世界とノスタルジックな音作りが郷愁を誘う。
ミツメ『睡魔』
ジャパニーズ・インディー代表格のバンド、ミツメによる2021年3月リリースのアルバム『VI』より「睡魔」を。優しい声色が涼しい夜に寄り添う。
paionia『boredom』
ゆらゆら帝国の曲名に因んだというバンド名のpaioniaは、都内で精力的にライブやリリースを行う二人組のバンド。浮遊感のあるサウンドとド直球ロックのギターがオリジナルのサウンド。
JAGATARA『都市生活者の夜』
80年代に活躍したファンク・ロックバンド、じゃがたら。フロントマンの江戸アケミを中心とし、現在も伝説のバンドとしてカルト的な人気を誇っている。こちらは1987年のアルバム『ニセ予言者ども』から、孤独な夜を支えるような一曲。
猪野秀史『ねむれない』
様々なアーティストとの共演や楽曲提供、アートワーク制作などを幅広く手がける鍵盤奏者でありシンガーソングライターの猪野秀史。ポップなエレピのメロディラインと、焦燥感のあるビート、シンプルでチャーミングな歌詞が眠れない夜にぴったりの一曲。
GORO GOLO『朝が来るなら(feat. Yuima Enya, エマーソン北村) 』
下北沢を中心に、ライブハウスやバンドシーンを牽引するスガナミユウ率いるバンドがGORO GOLOだ。音楽を中心に人の輪が広がっていく、いくつもの夜を作り上げてきた彼らによる夜のためのアンセム。世田谷をメインに活躍するシンガー、Yuima Enyaも注目のローカルアーティストだ。
Yank!『夢のなか』
眠れないまま、ついに朝を迎えてしまった。焦燥の中どこか感じる清々しさのようなこちらの楽曲は、サイケデメロウな音作りが魅力のバンド、Yank!のファーストアルバム『Slinky!』(2018年)から。窓から差す朝日のように優しく照らしてくれるようなサウンドだ。