LUVHAIR Weekly #19　特集：犬

Tracklist

茶色い犬 – いわきりだいき
犬 – 西村中毒バンド
Cats & Dogs (feat. カネコアヤノ) – KID FRESINO
犬が通る – わがつま
ワンコロメーター – 柴田聡子
犬の名前 – So Sorry,Hobo
迷子犬を探して – 七尾旅人

LUVHAIRがお送りするWEEKLY PLAYLIST。
毎週ひとつのテーマに沿って、７日間を彩る７曲を選びます。
今週のテーマは犬！人類のベストフレンド、忠実なパートナー。つねに私たちに笑顔をくれる最高の生き物たちについて歌われた7曲をご紹介します。

いわきりだいき『茶色い犬』
モッズ、ジャズ、ソウルなどに傾倒しNYで音楽を学んだSSW、いわきりだいきが今年6月に配信リリースしたシングル。ローファイな音作りと爽やかなAOR～シティポップの風、切にせまる歌詞が沁みる一曲。

西村中毒バンド『犬』
ラッキーオールドサンのサポートドラマーを務め、またバンド、渚のベートーベンズの中心人物でもある宅録音楽家、西村中毒率いる西村中毒バンド。京都西院のライブハウス、ネガポジを中心に活動するインディーシーンの台風の目のような彼らが今年4月にリリースした待望の1stアルバム『ハローイッツミー』からの一曲。疾走するロックと肩透かしを食らうような低体温のバランスが秀逸だ。

KID FRESINO『Cats & Dogs (feat. カネコアヤノ)』
LUVHAIR Weeklyではもうお馴染みのKID FRESINO。今回は彼の最新アルバム『20,Stop It.』にてカネコアヤノをフィーチャーした一曲を。こちらは12インチカットでアナログ化もされた人気曲。フレシノのラップとカネコアヤノの歌声はまるで今の東京を象徴するような音だ。

わがつま『犬が通る』
インディーミュージックの名門とも言うべきレーベル、NEW FOLKより新星のごとくデビューした宅録音楽家、わがつま。その素性にはまだまだ謎が多く、ライブ出演やメディアの露出も限られているのにもかかわらず1stアルバム『第1集』はCD、カセットテープ、LPの3フォーマットでリリース、いずれも即完売という話題っぷり。異世界のノスタルジア漂うベッドルームだ。

柴田聡子『ワンコロメーター』
こちらもLUVHAIR Weeklyではすでにお馴染みの柴田聡子による一曲。チープなピコピコとした音とコミカルな詩が遊び心満載に笑いを誘う。どこか悲痛な叫びのようにも聴こえる大人の遊びといった様相だ。

So Sorry,Hobo『犬の名前』
東京を拠点にコアな活動を続ける4ピースバンド、So Sorry,Hoboの1stアルバム『大なつかしい展』より、フォーク～サイケ～ロック～民族音楽をごちゃ混ぜにしたようなこちらの1曲を。どこか間の抜けたヴォーカルと厚みのある演奏、牧歌的とすら言えるような素朴な詩世界が唯一無二のサウンドを築き上げる。

七尾旅人『迷子犬を探して』
大の愛犬家として知られるSSW、七尾旅人が歌う犬の歌はさすが愛に満ち溢れている。この曲はもはや純度100%の犬への愛でしかない。思いやりに満ちた目線で歌われる歌詞を伴走する優しいメロディ、柔らかな歌唱が全ての犬を愛する人の心に染み渡る。