WEEKLY PLAYLIST #16

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LUVHAIR Weekly #16 特集:クッキング

Tracklist

琥珀色の街、上海蟹の朝 – くるり
LIFE – 双葉双一
味噌つけてキュウリ食べたい – ぜったくん
SPICE – WANG GUNG BAND
暮らし的 – グソクムズと浮
Vegetable – Gotch
最初の米 – Taiko Super Kicks

LUVHAIRがお送りするWEEKLY PLAYLIST。
毎週ひとつのテーマに沿って、7日間を彩る7曲を選びます。
食欲の秋ということで、今週はクッキングのお供になるような30分間を。

くるり『琥珀色の街、上海蟹の朝』
今やくるりのアンセムと言っても過言ではない、言わずと知れた名曲。ラップ調に歌われたドライでファニーな歌詞と、サビの「上海蟹たべたい あなたと食べたい」というリフレインが可愛く、印象に残る一曲。

双葉双一『LIFE』
その文学的な詩世界とへんてこな音作りで独特なカルト・フォーク・ワールドを築き上げたシンガー、双葉双一。そんな彼の創作態度を象徴するような一曲がこちら。諦観を帯びながら切実に命を歌うピュアさが突き刺さる。

ぜったくん『味噌つけてキュウリ食べたい』
町田市出身のラッパー / トラックメイカー、ぜったくん。ポップでライトなメロディと、すっきりとチャーミングな心地よいラップで支持を集めている。持ち味の地に足のついたコミカルなリリックは本楽曲でも際立ち、ぜったくんのピースな世界観を作り上げる。

WANG GUNG BAND『SPICE』
フォーク、ソウルやファンクなどを音楽的バックグラウンドにもち、グルーヴィーなポップを奏でる2020年結成の新星バンド、WANG GUNG BAND。初期のnever young beachやYogee New Wavesを感じさせるようなみずみずしいボーカルに青春が弾ける。

グソクムズと浮『暮らし的』
吉祥寺を拠点とする4人組シティ・フォーク・バンド、グソクムズと話題のシンガーソングライター、浮によるコラボレーション楽曲「暮らし的」。2000年代のくるりやサニーデイサービスのような切なさをまとうメロディラインと歌唱が、まるで郊外の暮らしを優しく彩るようにたゆたう。

Gotch『Vegetable』
ASIAN KUNG-FU GENERATIONのフロントマンであるGotchこと後藤正文とシンガーソングライターの東郷清丸が今年の5月10日(ゴトーの日)にリリースしたスプリットカセット『後藤と東郷』に収録のこちら。優しくも切れ味の鋭い歌詞はGotchワールド全開だ。

Taiko Super Kicks『最初の米』
今年に入って『波』と『石』2つのアルバムを連続リリースしたTaiko Super Kicks。プロデュースには岡田拓郎、ゲストボーカルには浮を迎えるなど、現在のインディーシーンのビビッドな部分を凝縮したような作品だ。どこか昔話の語り部の様な詞とローファイながらも緻密な音作りで牧歌的で郷愁を誘う、夕暮れのような音楽風景を奏でる。

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